岸田首相ドヤ顔。2024年介護職6,000円の賃上げが妥当!?

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どうも!バツイチ介護士のgenです。

このブログでは介護士の給料は「上がるはず、上がらないわけない」みたいな事を伝えてきました。

先に言っておきます!ごめんなさい!!」

発表された賃上げ予定額が、予想以上にショボすぎました。

今回は最終調整と報じられた、2024年介護士の緊急賃上げについてまとめたいと思います。

この記事がオススメな人

  • 介護職の今後の給料が気になる方

岸田政権が示した、2024年介護士の賃上げ額は¥6,000!?少な!!

引用:朝日新聞デジタル

最初に言います。まだ決定ではありません!最終調整中!諦めないでー!

政府では経済対策の方針で介護職の6,000円の賃上げ案が出ており、最終調整中。
「現時点で(具体的には)引き上げ額は決まっていない」とのこと。

この賃上げの目的は「介護分野からの人材流出防止」
2023年 他産業では平均3.6%の賃上げがあり、介護業界から他産業へ人材が流出してしまったそうで、緊急の処遇改善が必要と判断したそう。

え!?って感じじゃあないですか?6,000円で介護からの人材流出防止ってガチで言ってます?

「出来るわけないじゃん!」

この賃上げ額のままだと、本当に
「介護業界の崩壊」
「介護サービスが受けられないことによる、家庭崩壊」

が起きてしまいそうですよね。

しかも6,000円賃上げされても、
介護職員に支給される金額は更に少ないんだよね〜

gen
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それな!

ちなみに2022年に実施された介護士の賃上げ9,000円政策のとき

実際に給料として支給される様になった金額は6,000円でした。

介護職6,000円賃上げは妥当!?他産業より低い賃上げ率なのに!?

武見敬三厚生労働相は19日、深刻な労働力不足が指摘される介護職員の賃上げに関し、
「月6000円程度が妥当」との考えを示した。(引用:時事ドットコムNEWS

妥当なわけあるかい!

情報を整理したら賃上げ6,000円がいかに足りないかが簡単に分かりそうなものですが。

  • 他産業が平均3.6%の賃上げをし、介護業界から人材が流出してしまった。
  • 介護職のR4年平均月収は31.8万円
  • 賃金6,000円アップは31.8万円で考えると賃上げ率約1.8%となり、
    他産業の平均賃上げ率3.6%より低い
gen
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平均給与も他産業より少ない

賃上げ率も他産業より少ない

介護業界からの人材流出が本当に防げると思いますか?

介護職の令和4年平均月収31.8万円に他産業の賃上げ率3.6%を掛けると、約1万1500円になります。

介護業界からの人材流出防止を掲げるなら
最低ラインとして1万2000円以上は賃上げしてもらいたいものですよね。

6,000円賃上げに対し、立ち上がった日本介護クラフトユニオン(NCCU)

引用:JOINT 介護ニュース

「介護職の賃上げ6,000円で最終調整」と報じられた事に対し、
NCCU日本介護クラフトユニオン(全国の介護職らで組織する労働組合)
が会見を開きました。

NCCU 村上久美子副会長の発言抜粋(引用:JOINT 介護ニュース

もともと介護職の賃金は全産業の平均と比べてかなり低い。現在、他産業で賃上げが大きく進むなか介護職は十分に進んでおらず、処遇改善加算などでせっかく縮まりかけていた賃金格差が再び開くことは目に見えている

国が意識を持ってくれるのはありがたいが、6000円ではとてもじゃないが追いつかない。他産業へ人材が流出していく。このままでは介護難民が増え、結果として介護離職も増えていく

こういった発言とともに
2024年度の介護報酬改定での大幅な賃上げ、報酬増を求める、62万筆超えの署名を提出しています。

これで動かないなら、岸田首相の「聞く力」とはなんぞやって話です。

なんなら2025年問題があるんだから、
「人材流出防止」より「介護の人材を増やす」という政策にはならないのでしょうか?

2024年の介護職賃上げ6,000はいつから?賃上げ対象は?支給方法は?

とりあえず、金額はまだわずかながら変更される希望があるとして
気になるのは

  1. 2024年の具体的な日程
  2. 賃上げの対象職種
  3. 賃上げ分の支給方法

調べましたが、やっぱりまだ詳細な部分は出てこないですね。

2022年の賃上げみたく、ケアマネージャーや相談員等は対象外
居宅介護支援や訪リハ等は対象外となっては
「それで多様化する高齢者のニーズに応えられるのか」となってしまいます。

2024年介護職賃上げのわかっている情報

  1. 賃上げは2024年2月の実施を目指して調整している
  2. 賃上げは看護助手や障害福祉サービス事業所の職員も対象となる予定
  3. 賃上げは補助金としてはじめ、のちのち介護報酬に切り替える方向で検討している

まとめ

本当に賃上げ水準が6,000円で決定・他の賃上げ材料も無いのであれば

介護は崩壊しそうです。
介護サービスを受けられない家庭も崩壊しそうですね。

でも介護報酬改定は2024年の4月からです。

2024年2月予定の緊急賃上げのほかに、2024年の介護報酬改定でも
介護士の収入が上がる様な政策があることを期待しましょう!

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